レゲエのおじさん

10年くらい経つでしょうか、わたし「ホームレスさん達の収容施設」の設計をやったことがあるんですね。どんな施設かというと都内のいたるところで路上で生活をされているホームレスの方を「山狩り」と称した捕獲をしてこの施設につれてきて風呂に入れたり、今後の就職先を探してもらうという一時滞在施設なんです。(建前は立派なんですが、この不景気だし年齢もあって理想どおりには行かないのですけど)

ホームレスと言うとイメージが最悪なんですが、入所しに来る方を見ていると「まさか?この人が?」とか言い方悪いですが「ホームレスに似合わないようなおしゃれな方」がいたりしてわたしずっと前から気になっていたんです。
だからと言って、単なる建築屋がホームレスになった原因と申しましょうか、それを探求してもしょうがないわけでしたが・・・・たまたま昨日、打ち合わせでメトロポリタンの高層ビルに向かう新宿の地下街の本屋でこんな本と目が合いました。。
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もう読み終わりまして、明日はわが身・・・・だとかそんな感想なんですが・・・・ホームレスになってしまった理由なんか拝見すると中には「オレより人生を闘って来たよな!」って思われましてね、ちょっとわたし自身が小恥ずかしくなりました。わたしも事業をしてましたがいろんな理由で安直安定な方面に逃げましたから・・・・(事業を拡大する勇気がなかった)

皆さんも読んでみてくださいなんて言うつもりはありませんが、あんまり悪く思うのもどうかと思って。。。

昔、新宿の地下街でピアノ弾きのおばちゃんホームレスがいました。わたしその方の弾くピアノを新宿の地下街で聞いたことがあるんですが、なんか感動してしまいピアノの前に置かれた缶かんに小銭を投入しました。
TVにも取り上げられていたおばちゃんホームレス、いつか車に飛び込んで亡くなってしまったそうで、それを某役所の担当から聞いた時・・・ちょっとショックでした。

そんな事を話すと、そんな人生を放棄した生活者の事を思うお前はバカじゃねぇかとか、小銭も渡したくないとか言われますが・・・ね。中には「おぉぉぉ!」と思う人もいたんですね。
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by brighthorn | 2012-07-04 05:05 | from Brighthorn | Comments(0)