コンク(困苦)リート工事

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豊洲問題・・・・同業者の大手組織設計事務所のせいにされない事を祈るばかり・・
石原さんの提案したというコンクリートの箱、これ正解ですね。いくら安全領域まで盛り土したって建物の基礎を作る時には再度掘削(建築用語では根切)するんだからだったら掘削底(根切底面)までコンクリートの箱体(これをピットと呼びます)を作ればよかった。設計断面図からはこれに近い形状をなしてはいるが残念な事はちゃんとした箱にしないで捨てコンで終わらせてしまったこと。ちゃんと箱を作って防水を行えばよかったのにと思う。これからどうするのか、構造計算上の屋根の防水押さえコンクリートの厚さ(重量)が計上されていなかったなど指摘されていたけれど建物はかなり強いので部分を指摘してもね。設計事務所の意匠(総括)担当や構造担当の方、かなりの心労でしょう。都の設計担当局と同業設計屋の僕は応援します。実際、本当に横の連絡なんか一切しませんから、というかしないみたい。だから例えば建築担当者がある事を電気設計担当に確かめるのに横の連絡もしないで業者の設計屋に聞いてくるわけでこれは都も区も県も同じ習性ですね。「横にいるんだからその人に聞いてくださいよ」と言うんだけど聞かないんだなぁ。これは困ったもんで面倒な話なんです。しかし、今まで付き合った役人さんの設計担当の皆さんは全員真面目なんです。今に始まった事ではないけれど役所って技術職より事務屋(こう言うのが業界)のが大手振って歩いているんでプライドもあるのか盛り土の話を改定再説明できなかったんでしょうね。手を加えて汚水から守る内防水工事をしたほうが良いね。

石原さん、インタビューで設計事務所を変えやがってとか言ってたけど、当時はきっと安藤忠雄さんに相談してたのかもね。でも役所って公平性の観点から設計事務所の選別は指名選定委員会を通して大手設計事務所を選んだわけだから当たり前の事でしょうね。石原さんが感情で言った事であるけれど一個人の有名建築家に依頼できないわけですよ。
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by brighthorn | 2016-09-20 05:47 | from Brighthorn | Comments(2)

Commented by リップスティック at 2016-09-20 22:54 x
地下採取の水からシアン化合物が検出されているんですよね。
こんな状態では、もう豊洲移転は無理なんじゃないのかしら。
Commented by brighthorn at 2016-09-21 05:52
臭いものには蓋をしろ!と同じく汚いものには蓋をしろ!ですね。
でもなんとか対策を考えないと都民の税金を無駄にするようなものですね。その分の税金を都民に返却するとか出来ないわけですが現代の環境対策技術と建築技術、土木技術で対応してもらいたいものです。これからが技術大国ニッポンの腕の見せ所と思います。