心が痛くなる・・・・・時
2003年 02月 17日
こうして、いろいろな場所に行き写真を撮ってくると、いろんな場面に出会う事が多い。それが手を引かれたおばあちゃんだったり、転んで泣いている子供であったり、電柱の白熱灯の電灯であったり、打ち寄せる波であったり、林の中から、僕を見つめる猫であったり、いろいろな場面に遭遇してきた。その時いつも思う事は、何処かで見たような風景であるなぁーーと思ったり、「人」を思い出したりするのである。思い出すのは今まで知り合った人達である。自分の不徳のいたすところで、疎遠になってしまった人達のこと。あいつは今どうしているだろうか?とか、今でも単車に乗っているのだろうか?あの時に戻れれば、言葉を替えて話すこともできるだろう。でもそれは無理な話だ。だから思うたび、実に心が痛い。穴に入りたくなるくらい「恥ずかしい」気持ちにもなる。どんな人でも、心が痛くなるときはあるだろうなぁーと思う、いつか、櫛の歯が欠けるように仲間達が減っていくだろう。そんな時がいつか来る。だから、人との付き合いは、その日その時を大事に付き合わねばならない。