2008年 04月 28日 ( 1 )

大田区蒲田のやれた建物

商店建築の成れの果てと申しましょうか、見捨てられてしまったとも言えばいいのでしょうか、でもなかなかのやれ具合で結構僕は好きです。元はフロンティアというお店であったらしく何業を営んでいたかわかりませんがオレンジを基調とした色使いとテント下地の鉄骨パイプと鉄製ドアの錆び具合が妙にマッチしています。この商店のある一帯はピンサロやスナックのひしめく健全なナイトライフを提供する場所でありますが、まだ明るい午後3時でもピンサロの呼び込みは執拗に「お兄さん、いい娘がいるよ」と僕に向かって中くらいの声で囁いていました。

思い起こせば、僕が高校までナカメの一帯にはピンサロが二軒ほどありましたが、駅前の再開発とともに姿を消してしまいました。今ではたいそう健康的になってしまってカフェだとかスイーツだとか気取ったお店が多いですが、その場所が元ピンサロだと知っている者など今では僕ら地元民だけだと思いますし一軒くらいはピンサロンが欲しいともナカメの旦那衆はきっと思っているはずです。
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by brighthorn | 2008-04-28 19:20 | 建築眼 | Comments(6)