2013年 05月 11日
日活映画「涙くんさよなら」のロケ地を特定する。 |
日活映画「涙くんさよなら」のロケ地を特定する。なんて書きましたがこの映画を知らない方は「東京今昔写真」だと思ってくれれば腹も立たないと思います。

◆バンドの練習場所。遠くに総武線の陸橋が見えます。どちらの護岸から撮っているのか判断が付かなかったのですが、現在の隅田川には遊歩道が完備されていて川沿いを散歩できるようになっています。対岸には首都高速道路が現在は通っています。
下は映画のワンシーン。。護岸が円を描いて曲がっているので隅田川に接する角地と思われます。意外と難しくて特定できていません。
次は柳橋を渡ってからこれから行く場所を探すシーン。左手に料亭が見え、正面に柳橋の鉄骨が見えます。
道路にあるマンホールの位置が当時と変わっていないように見えますし、左側の建物と橋の間には道がありません。
主人公のジュリーちゃんが柳橋を渡っているシーンです。遠くに都営の路面電車(通称:都電)が通っている道が見えます。
当時と柳橋の鉄骨の柱は変わっていません。リベットで接合されています。遠くに似たような形態の橋が見えています。
浴衣姿のお姐さんに道を聞くシーン。柳橋の名称を刻んだ欄干とヤナギが見えます。遠くには万年塀が見えます。
この道、当時は一方通行の入り口でしたが現在は出口となっているようです。護岸は高さを高くしたようですね。(継ぎ足した)
1966年はまだ東京の空は広かったですね。それでは映画を少しだけ見てみましょう。

下は映画のワンシーン。。護岸が円を描いて曲がっているので隅田川に接する角地と思われます。意外と難しくて特定できていません。







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by brighthorn
| 2013-05-11 12:47
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