生産過程
2014年 10月 23日
◆羽毛の採取には主に3種類の方法があるようです。
1.(巣立ち後の巣に残された)自然に抜け落ちた羽毛を拾う
2.(フォアグラ用などに飼育された鳥を)屠殺して羽毛をむしる
3.(羽毛採取目的で飼育し)生きたまま羽毛をむしる
3の場合、羽毛をむしったらすぐに死んでしまう、というわけではないので
羽が生えてきたらまたむしる、ということを何度かくりかえされた後
食肉か飼料にされてしまうようです…。
昔は1の方法が主流だったようです(だからものすごく高価だった)が
現在では2&3の方法がメインになっているそうです。
流通段階ではどのように採取された羽毛なのか
正確に把握するのは難しいとのこと。
生きたままむしっても死なない…とはいえ
鳥さんへのダメージはかなり大きいようですね。
髪の毛でたとえると、バリカンで丸刈りにするのではなく
むりやり毛根からひっこぬくという事ですから…。
動物保護団体がダウンジャケットや羽毛布団を敵視するのは
このへんに着目してのことだと思います。」
今年も80年代のクラッシック・ダウンジャケットを手に入れようと思っていましたが、鳥さんに悪いので今ので我慢します!
甲にアザラシさんの毛皮を張り付けたパラブーツも欲しかったけどやめます。。
自然に抜け落ちた羽毛のみ使っているものなら良いですが、もうダウンコートは買わないと思います。