2007年 03月 22日 ( 1 )

◇ ついでついで

c0087396_19294136.jpg渋谷から井の頭線に乗って現場に行く途中、時間があるんで吉祥寺の手前の駅「井の頭公園」で下車、井の頭公園を歩いてきた。井の頭公園の池のボートにカップルで乗ると必ず破局するというのが迷信にあるらしいが僕は乗ったことが無いからわからない。けれどスワン号を見るとスピード競争をしたくなってしまうのですが、一人で乗っても馬力が出ませんから×にしました。




c0087396_19555347.jpg話しは前後しますが井の頭線沿線に富士見が丘駅と言うのがあります。名前から想像すると大昔はこの当たりから富士山が望めたと言う地域なのでしょうが、その富士見が丘駅の目の前に庭に大きな松ノ木がニョッと一本伸びているお宅があります。医院併用住宅らしいのですがとっても目だって良い感じでありますね。





c0087396_2091459.jpg松と言うと主な用途は建物の自重を支える杭に使ったり、梁に使ったりしますが特に梁の場合は呼称を「松丸太末口(スエクチ)180」とか設計図に書くのです。末口と言うのは一番小さな丸太の部分を言います。ですから、「大工さん、この松丸太梁は末端が18センチ以上の直径を持つ松の丸太を使ってくださいね」となるわけですね。でも現代では松丸太を使うとなるとコスト大になりまして使えない状況なんですね。そこで、代わりに使うのが集成材と呼ぶ樹木の一片を何層も接着剤で合わせた無垢(ムク)では無い梁を使っているのです。もし現代に東大寺の大仏殿を作るとなると屋根を支える全ての梁や柱は大断面を持つ集成材で作るようになると思います。

ちなみに末口(スエクチ)という言葉、大学の建築学科では教えてはくれません。卒業し恥じを描くような図面を描いてやっと大工さんや材木屋の番頭が「若先生・・・・と呼ぶんだよ覚えておきなよ」と教えてくれるのです。恥は若い時にかいておくものなのです。

おやすみなさい。
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by brighthorn | 2007-03-22 19:33 | 新橋一郎 | Comments(10)

『クルーカットと正ちゃん帽』は毎日更新を目標にしています。


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